1. ホーム
  2. 周辺の史跡
  3. 都名所図絵「三条大橋」

周辺の史跡

伊勢参宮名所図絵

都名所図絵「三条大橋」

三条大橋は、天正18年(1590)に豊臣秀吉公の命により初めての石柱橋として架けられました。以後、水害により何度となく一部が流されたりし、架け替えや補修を繰り返してきました。

慶長6年(1601)に五街道の東海道五十三次が整備され、三条大橋・小橋は公儀橋(幕府直轄の橋)に制定され、その維持管理を当中島町(三条小橋商店街)が任命され、補修や架け替えの折には人足の賃金等の負担をしてきました。

また、三条大橋西詰には高札場(幕府が制定した定めを書いた木札を掲げる場所)が設けられ、その維持管理も課せられていました。

また、三条大橋の描いたものは「伊勢参宮名所図絵」や歌川広重画の「東海道五十三次」・「都の魁」等、多くの絵師が描いています。